SEAnews 1998-11-27 ArtNo.17439

【シンガポール】シンガポール経済の長期的成長に欠かせぬ国際タレントの誘致を目指し、ジョージ・ヨー情報芸術相を長とする16人のメンバーから成るシンガポール・タレント・リクルートメント(Star)委員会が発足した。
政府が25日発表したところによれば、Ｓｔａｒのメンバーには、この他、リー・ブンヤン労相(副議長)、ピーター・チェン教育担当上級国務相、リム・スイセイ全国労働組合会議(NTUC)副書記長、エディー・テオ全国教育委員会議長、フィリップ・ヨー経済開発局(EDB)会長が含まれる。
Ｓｔａｒの組織はリー・シエンロン副首相が火曜の国会で、競争力委員会(CSC)のビジネス・コスト削減案に対する政府の回答を発表した際、明らかにしていた。リー副首相が説明したところによれば、シンガポールが国際競争に勝ち抜くためには、知識、経験、創造性、企業家精神を備えた国際タレントを誘致しなければならない。
Ｓｔａｒの最大の使命は、海外タレントを誘致し、こうした人材をシンガポールに永住させるための戦略を立案／実行し、シンガポールを国際タレントのハブにすること。また同時にシンガポール国民の団結力力や社会的弾性も維持する方策も練り、外人タレントの誘致や地元タレントの育成に関する公共／民間部門の提案に検討を加えねばならない。Ｓｔａｒはタン・チンナム労働政務次官を長とする運営理事会の支援を受けると言う。(BT:11/26)