SEAnews 1998-11-27 ArtNo.17443

【クアラルンプル】Dialog Group Bhd(DGB)は1999年6月期年商が3億Ｍドルに倍増するものと予想している。
ＤＧＢのハサヌディン・アブドゥル・ハミド会長が25日に催された年次総会後語ったところによると、こうした見通しの根拠としては、過去5ヶ月の石油／ガス関連業況の好調や、同社の手持ち契約が8億5000万Ｍドルにのぼり、向こう2年間の繁忙が約束されていることが挙げられる。例えば、ニッチ・マーケット製品の販促は奏功、マレーシア国内及び国外におけるコンサルタントや専門技術サービス(ﾊﾟｲﾌﾟﾗｲﾝの敷設等)の需要も高まる見通しだ。
ＤＧＢの1998年6月期年商は16％増の1億4403万Ｍドル、税引き前利益は50％増の1218万Ｍドルだった。
ＤＧＢは域内経済危機の影響を受けておらず、かえって業績は改善し、域内市場進出の機会も生じている。既にタイに合弁会社を設けた同社は目下インドネシアにオフィス開設を計画していると言う。(MBT,NST:11/26)