【シンガポール】シーメンス・マイクロエレクトロニクス(ｱｼﾞｱ･ﾊﾟｼﾌｨｯｸ)Pte Ltdは10日、南洋理工大学(NTU)と、埋め込み型システム工学(ESE:Embedded Systems Engineering)領域における共同研究を進める覚書を交換した。
同覚書の下、シーメンス・マイクロエレクトロニクスは向こう3年間の研究費として120万Ｓドルを拠出するとともに、研究機器も提供する。ＮＴＵのチャム・タオスン総長が調印式後語ったところによると、シーメンス・マイクロエレクトロニクスは今年4月に発足したハイ・パフォーマンス・インベディッドゥ・システムズ・エンジニアリング・センターの創設に協力、ＣＡＤ機器やその他の特殊機器の提供の他、奨学金の支給も引き受けている。両者の共同研究テーマには、言語認識システム、デジタル音響システム、数値制御システム等が含まれると言う。(LZ:12/11)