SEAnews 1998-12-12 ArtNo.17632

【ニューデリー】インディア・レールウェイズ(IRW))はコンピューター化プログラムに本腰を入れる計画で、情報技術(IT)業界に少なからぬビジネス機会がもたらされそうだ。
政府は鉄道網に平行した通信幹線の構築とともに、ＩＲＷのコンピューター化計画を積極的に支援する意向と言われる。
コンピューター化計画は3段階に分けて進められる。既にスタートし、今月末で完了する予定の第1段階ではＩＲＷ取締役会／管区オフィス／全ての生産ユニットが64Kbpsもしくは9.6Kbpsのラインでリンクされる。第2段階では新設された6管区、ＲＤＳＯ、ＣＯＲＥ、プーナ／Nasik／Jamalpur／Secunderabad／Vadraの中央訓練センター、46の主要訓練サンター、全ての地方本部オフィスが1999年3月31日までにリンクされる。第3段階では全てのワークショップとカテゴリーＡステーションがコンピューター網でリンクされる。
デリーとチェンナイ間のパイロット・プロジェクトでは、管区主任や幹部にそれそれＰＣ(ﾊﾟｿｺﾝ)ベースのシステムの購入が認められ、インターネット／Ｅメール・アカウントが提供されている。ジェネラル・マネージャーにより購買されるシステムの数に制限はなく、個々の部門の主任も年間ＰＣベースのシステム5セットを購入することが認められている。
公共部門のセンター・フォー・デベロプメント・オブ・アドバーンスト・コンピューティング(C-DAC)は、同センターが開発したバイリンガル・ソフトウェアが全てのIRW地方オフィスに据え付けられることになったことから、大きな恩恵を受けられる見通しだ。(TH:12/11)