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1998-12-16 ArtNo.17666
◆＜星＞首相、経済危機克服行動計画の必要提起
【ハノイ】ゴー・チョクトン首相は14日、ＡＳＥＡＮ諸国が域内経済危機克服で共同歩調を採る必要を指摘、ハノイ・サミットの席である種の行動計画を立案するよう提言した。
この日のハノイ入り後記者会見したゴー首相は、共通の立場が形成されないなら、問題解決は望めず、サミットも成功しないと述べ、ＡＳＥＡＮ自由貿易地域(AFTA)の早期実現とＡＳＥＡＮ投資地域(AIA)構想の実行を改めて提議した。
首相は15日の開幕式の席では、ＡＳＥＡＮの他のメンバー諸国に厳しい経済危機の中でも経済改革を断行し、投資家の信頼を回復する必要を強調、もし投資家の信頼が回復されないなら、経済の早期復興も実現できないと警鐘した。
一方、シンガポールとフィリピンは14日、経済開発、情報技術(It)、資本市場、教育、文化、人材交流、軍事協力の7領域における提携を強化する行動計画協議書に調印した。
またゴー首相は15日には1200万Ｓドルの基金を設け、毎年ＡＳＥＡＮ諸国の学生30人をシンガポールの大学に受け入れる奨学金制度を設ける計画を発表した。(ST,BT,LZ:12/15,16)
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