SEAnews 1998-12-22 ArtNo.17750

【クアラルンプル】全国のインキューベーション・センターの総本山となるマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)インキューベーターが来年6月に稼働する。
マルチメディア・デベロプメント・コープ(MDC)のオスマン・ヨープ・アブドラ会長が19日に催されたＮＴＴＭＳＣ Sdn Bhd本部ビルの棟上げ式に出席後語ったところによると、ＭＳＣインキューベーターは、ユニバーシティー・プトラ・マレーシア(UPM)やユニバーシティー・テクノロジー・マレーシア(UTM)等の高等教育機関が計画する全国の他のインキューベーション・センターのモデルとなり、またこれらのセンターのネットワークの中枢となる。
マルチメディア・ユニバーシティー内に設けられるＭＳＣインキューベーターはまたスタート・アップ企業がＭＳＣ内に足場を築くための便宜を提供する。全てのインキューベーション施設の利用期間は2年で、スタート・アップ企業は、同期間後はＭＳＣ内、他のサイバー・シティー、あるいはテクノロジー・パークにそれ自身の拠点を設けることになる。(NST,ｺﾝﾋﾟｭﾀｲﾑｽﾞ:12/21)