SEAnews 1998-12-22 ArtNo.17751

【クアラルンプル】クラッチ・システムの総合会社エクセディの現地子会社エクセディ(ﾏﾚｰｼｱ)Sdn Bhdは、既にマレーシアの自動車用クラッチＯＥＭ(相手先商標製造業者)市場では95％のシェアを占めており、リプレースメント市場のシェアを現在の30％から拡大することを目指している。
エクセディ・マレーシアの奥村重役(MD)及びタン・キムホウ副ＭＤによると、2年前に1300万Ｍドルを投じてヌグリ・スンビラン州ニライに設けた工場は、国産車製造会社2社、プロトン及びプロドゥアにクラッチを独占供給しており、全てのプロトン・モデルのクラッチのデザイン／開発を引き受けている。デザイン／開発業務は日本本社により手がけられている。
マレーシア投資は長期的なもののため、同社はマレーシアが今日直面する経済危機の影響をそれほど懸念していない。同社はマレーシアにおける事業にこれまでに2500万Ｍドルを投資した他、日本における部品納入業者3社にもマレーシア進出を勧めていると言う。(NST:12/21)