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1999-01-07 ArtNo.17825
◆<馬>首相、ラザレイ氏との宿怨修復?
【クアラルンプル】マハティール首相は月曜、かつてのライバル、ラザレイ氏宅で開かれたハリラヤの宴に出席、3時間にわたり懇談した。このため地元紙は与党統一マレー国民組織(UMNO)副総裁や副首相人事と絡めて様々な憶測を巡らしている。
この日の宴席ではラザレイ氏の左にマハティール首相、右にはガファール元副首相、さらにその右にムサ・ヒタム元副首相が座を占め、傍らのテーブルにはガザリ・シャフィ氏の姿も見られた。
トゥン・ラザ第二代首相の死後、1976年に首相の座に就いたフセイン・オン前首相は、3人の党副総裁補(ラザレイ/ガファール/マハティール)を差し置き、ガザリ・シャフィ氏を副首相に指名しようとしたことから、ラザレイ、ガファール、マハティール3氏は、3人中の1人を選ぶようフセイン前首相に抗議した。そこで故フセイン氏は最上席ながら最年少のラザレイ氏や最古参のガファール氏を差し置いて末席のマハティール氏を副総裁に指名した。ガファール氏はこの時憤然として閣僚を辞職、その後10年内閣に復帰しなかった。
フセイン前首相が健康問題で1981年にそのポストを退き、マハティール政権が誕生した際、ラザレイ氏は、党役員選挙でムサ・ヒタム氏に敗れ、副総裁ポストを再び取り逃がした。
しかし1986年に副首相を辞職したムサ氏は、ラザレイ氏と手を結び、マハティール首相の支配に挑戦した。この時マハティール首相は、ガファール氏を副首相及び党副総裁に指名、1987年の党役員選挙ではマハティール首相とラザレイ氏、ガファール氏とムサ氏がそれぞれ党総裁と副総裁ポストを争った。
マハティール/ガファール両氏は、いずれも十数票の差で、辛勝したが、内紛は持続し、その過程でUMNOは高裁から非合法組織の判決を受けた。このためマハティール首相はUMNOバル(新UNMO)、ラザレイ氏はスガマ46を組織、党は分裂した。しかしマハティール首相が大勢を掌握、ラザレイ氏は1996年にスガマ46を解散し、UMNOに復帰した。
ラザレイ氏の支持者は、共に脱党歴を有するフセイン/マハティール両氏が結局首相の座を射止めた過去の例から、同じ政治劇が再演されるものと予想する。マハティール首相が、党副総裁補の、ナジブ教育相とアブドゥラ外相を差し置いて、かつての政敵を後継者に指名する可能性を疑問視する向きもあるが、マハティール首相は、最近後継者問題に触れて「政界には永遠の身方もなければ、敵もない。『浜辺は潮の満ち干とともに変化する』と言う諺通り、将来の選挙で誰もが同じ候補者を支持するとは限らない」コメントした。首相の同コメントはラザレイ氏を示唆したものとの見方が有り、今回のハリラヤ・パーティーもこうした見方を補強する材料とされている。(STAR:1/6,LZ:1/4)
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