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	1999-01-08 ArtNo.17833 
	◆<星>米系“UUNet”、インターネット・ライセンス取得も 
	【シンガポール】世界最大のインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)UUNetがシンガポールに拠点を設け、ISPライセンスを申請する可能性を研究している。 
  シンガポール電信局(TAS)の広報紙Vistas最新号によれば、UUNetは少なからぬ多国籍企業顧客からシンガポールに拠点を設け、サービスを提供するよう求められている。MCIワールドコム子会社、UUNetの香港拠点の取締役、マーク・シェルドン氏によると、シンガポールは小さな市場だが、多くの技術志向型企業が拠点を設けている、アジア太平洋地域のハブの1つであり、 極めて重要な市場である。 
  UUNetはシンガポールの関係方面と交渉を持ち、事業化調査を進めているが、どれほど多くの者と、また如何なる者と提携するか、まだ決定していない。しかし恐らくビジネス・コミュニティーがターゲットとされる見通しだ。ビジネス・コミュニティーはUUNetが米国や欧州で成功した鍵をなすもので、アジア太平洋地域におけるサービスでも当然重視される。 
  シンガポールに進出するとすれば、新会社を設けて、高速インターネット・アクセスやインターネットFAXサービスを提供するか、単に中継ハブを設け、地元や多国籍企業に奉仕することになると言う。 
  TASの規則の下、シンガポールに設立されるISPには地元が最低51%出資せねばならない。(ST:1/7) 
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