SEAnews 1999-01-18 ArtNo.17937

【バンガロール】Tata Elexsiは最近少なからぬ多国籍企業とソフトウェア開発契約を結んでおり、これらにはソニー、富士通、ＣＭＯＳテック、インターフェース、エイリアス、ウェイブフロントが含まれ、これ以前には日立ともソフト開発契約を結んでいる。
Tata Elexsi Ltd(TEL)のS.Devarajan重役(ED/CEO)によると、一般にソフトウェア企業は米国市場の開拓に努めるが、同社は特に日本市場をターゲットに顧客獲得を図ったため、少なからぬ日本企業が顧客名簿に名を連ね、日本顧客と米国顧客が拮抗している。
1997／98年の営業額は81.78クローで、1998／99年は100クローを目指している。今年はは2.5クローの累積赤字も返上できる見通しだ。
ＴＥＬのソフトウェア開発はビジュアル・コンピューティング、ネットワーキング、テレコミュニケーション、システム開発、インターネット、イントラネット、グループウェアに及ぶ。従業員585人中、370人が設計／開発部門に属している。
シリコン・グラフィクスのリセーラーも務めるＴＥＬがカルナタカ州バンガロールに設けた施設は依然としてゆとりがあり、向こう3年間はバンガロール以外の地でソフトウェアの開発を手がける計画はないと言う。(ET:1/15)