SEAnews 1999-01-28 ArtNo.18035

【コタキナバル】メード・イン・サバの家電製品がマレーシア及び域内市場に近くお目見えする。
ラフィダ通産相を迎えサバ州のコタキナバル・インダストリアル・パーク(KKIP)で26日催された工場起工式の席上、コンセプト・マーケッティングSdn Bhdのウォン・ケンタウ重役(MD)が語ったところによると、同工場の製品はマレーシア国内の他、東ＡＳＥＡＮ成長地域に位置するブルネイ、インドネシア、フィリピン、そしてオーストラリアにまで輸出される。
工場は4段階に分けて建設され、第1段階では家電製品の組立が、第2段階では研究開発(R&D)／モールディング／電動モーターの製造が、第3段階では冷蔵庫／エアコン／オーディオ・ビジュアル機器の製造が、それぞれ手がけられ、第4段階ではベンダー・スキームも取り入れられる。そして最終的に直接5000人が雇用される。
過去23年間電気製品の小売ビジネスを手がけてきたコンセプト・マーケッティングにとって、製造ビジネスへの進出は初めての試みと言う。(NST:1/27)