【シンガポール】シーゲート・テクノロジーは近く発売するロー・エンド・ディスク・ドライブ新製品Ｕ4を、シンガポールのアンモーキオ工場で生産する計画で、工場スタッフの増員も予定している。
Stephen Luczo重役(CEO)及びマイクC.ステア上級副社長(ｱｼﾞｱ太平洋地区担当)が先週金曜(1/29)の記者会見の席上語ったところによると、シンガポールで開発された記憶容量5.3ＧＢ(ｷﾞｶﾞﾊﾞｲﾄ)、回転速度5400ｒｐｍのＵ4は、ＵＳ＄1000パーソナル・コンピューター(PC)をターゲットにしており、市場に旋風を巻き起こすものと期待されている。
当面新製品はアンモーキオ工場で生産されるが、量産が軌道に載れば、生産業務は中国Shenzhenに移転される。アンモーキオ工場の増員は、当面シンガポールの他の工場の従業員の配置転換で賄うため、最終的な新規雇用数は未定。
シーゲートの1998／99年度第2四半期の営業額／利益はいずれむ向上、利益率は23.8％と、最悪だった前年同期の11.4％はもちろん、今年度第1四半期の20.7％も上回った。在庫水準も低く、生産効率は向上、新製品発表の速度も加速されている。シーゲートはまた経済開発局(EDB)と共同で5、6件の異なるプロジェクトを手がけ、シンガポールにおけるプレゼンスも強化すると言う。(ST,BT,LZ:1/30)