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1999-02-02 ArtNo.18073
◆<星>金融管理局、銀行市場の早期開放検討
【シンガポール】シンガポール政府は国内銀行市場を、早期に外資に100%開放する可能性を真剣に検討している。
金融管理局(MAS)スポークスマンが先週金曜(1/29)語ったところによると、政府の当初計画では、国内銀行市場は、今年から向こう5年間に段階的に開放するはずだった。しかしMAS国際諮問委員会(IAP)のメンバーらは、域内経済がリセッションから回復する今後2~3年間が、シンガポールの銀行業がそのプレゼンスを強化する好機と見、5年間のタイムフレームは長過ぎると勧告している。MASはこのため同提案を真剣に検討していると言う。
銀行部門の開放は、先週開かれたIAPの初会議における中心課題となった。銀行市場開放の具体的内容は伝えられていないが、例えば国内で営業する200行にのぼる外国金融機関に国内支店網の拡大や現金自動預払機(ATM)網へのアクセスを認めることが含まれそうだ。
外資系の銀行や金融機関に国内市場へのアクセスを認めることは、シンガポールの金融改革の一環で、MASはその点をIAPに確認した。MAS会長を兼ねるリー・シエンロン副首相は、昨年6月に開かれたシンガポール銀行協会の年次晩餐会の席上、初めて同計画を公表した。
MASスポークスマンによると、地元銀行界の統合再編はこれまでのところ順調に進んでいる。MASが合併や買収を勧告することはないが、銀行界は国際的な競争力や機会を配慮し、自ら進んでこの種の戦略的対応を図るべきだと言う。(ST,BT,LZ:1/30)
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