SEAnews 1999-02-05 ArtNo.18128

【クアラルンプル】全国情報技術委員会(NITC)は、デベロッパー・アプリケーション・グラント・スキーム(DAGS)の下、Mimced Sdn Bhd、Cyber Village Online Sdn Bhd、Yayasan Pendidikan Ekonomi Islam Malaysia Management Academy(YPEIMMA)、Hitechniaga Sdn Bhdの4社に合計400万Ｍドルの補助金を支出する。
ＮＩＴＣのモハド・アズマン・シャリフディン事務局長が2日催された補助金支給認証式の席上語ったところによると、ＤＡＧＳはマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)の外部におけるウェブ・ベースのプロジェクトを支援するスキームで、電子公共サービス、電子コミュニティー、電子エコノミー、電子ソブリンティーの4領域の支援が優先される。ＤＡＧＳ下に補助が提供されるのは今回初めてのことで、4社は向こう12カ月以内に関係プロジェクトの完成を目指す。
Mimcedは、アセアン・リビュー・バイオダイバーシティ・アンド・エンバイロメント・コンサーベーション(ARBEC)プロジェクトを手がける。ＡＲＢＥＣは、Mimcedとユニバーシティー・マレーシア・サラワ(UNIMAS)生物学的多様性環境保護研究所(IBEC)の共同プロジェクトで、研究スタッフ554人、学生3488人のコミュニティーを対象にしたオンライン・プラットフォームが構築される。
Cyber Village Online Sdn Bhdは、授業の復習や試験勉強を支援するインターネット・ベースのアプリケーション“Pendidikan Perdana”を開発する。当面教師25人と生徒800人が同アプリケーションを利用する。
YPEIMMAは、Mimos Bhdと、Majid Ar-Rahimah及びKampung Pandanの30万人の住民を対象とした公共サービス・ネットワークを構築する。
Hitechniagaは中小企業300社を対象にしたウェブ・ベースのブラウザー・システム“MyBiz”を開発する。
ＤＡＧＳは5000万Ｍドルの基金を管理、今年内に別に20件のプロジェクトに補助金を支給する計画と言う。(ｺﾆｭｰﾀｲﾑｽﾞ:2/4)