SEAnews 1999-03-11 ArtNo.18462

【クアラルンプル】ＫＬインターナショナル・エアポートBhd(KLIAB)はＫＬインターナショナル・エアポート(KLIA)の建設のために借り入れた88億Ｍドルのローン返済に関して大蔵省、運輸省、マレーシア・エアポートBhd(MAB)と協議を進めている。
ＫＬＩＡＢのクリフォード・ハーバート会長は9日催された“ＫＬＩＡＢの経験を未来のプロジェクトのためにシェア”と題するセミナーの開幕式後記者会見し、以上の消息を語った。ＫＬＩＡＢは新空港建設事業の調整役を務めるために設立されたのであり、空港建設のために取り入れたローン返済を単独で引き受けることはできないと言う。
一方、サミー・ベル公共事業相によると、ＫＬＩＡＢは見積もりコスト2億Ｍドルのクアラトレンガヌ・スルタン・マハムッド・エアポート拡張計画のプロジェクト・マネージャーに指名された。同相はＫＬＩＡＢが、海外、取り分けインドの空港プロジェクトに参画するのを支援する。マドラス、ハイデラバード、バンガロールの空港プロジェクトに参画する機会が存在し、またパンジャブ州は道路、橋梁等の建設に関わる20件以上の入札にマレーシア企業の参加を求めていると言う。(NST:3/10)