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1999-03-17 ArtNo.18519
◆<馬>IGCインダストリアル、新たに5つの亜鉛鍍金鋼材工場建設
【ニライ】IGC-Industrial Galvanizers Corporation(M)Sdn Bhdhは7500万Mドル以上を投じて、橋梁/ビル/道路の建設等に使用されるガルヴァーニック構造用鋼材の製造工場を増設、この方面の主要プレーヤーになる計画だ。
IGCインダストリアルのジョン・ハンセン重役(MD)が15日催されたヌグリスンビラン州ニライの新工場の開所式の席上語ったところによると、同社は、国内5州にそれぞれ1工場を設ける計画で、1工場当たりのコストは1500万Mドルと見積もられる。マレーシアは鋼材の腐食防止に年間120億Mドルを支出しており、ビジネスの潜在性は大きい。ガルヴァニック鍍金は、構造物の寿命とほとんど同じ期間有効なため、ペイント塗装に比べコストと労力を大幅に節約できる。
IGCの新工場は、オーストラリア最大のホット・ディップ・ガルヴァナイジング(HDG)業者Industrial Galvanizers Corp Pty Ltd子会社のDelta Group Australia Pty Ltdとマレーシア企業Sijas Holdings Sdn Bhdの2500万Mドル合弁計画の一部。同工場はマレーシア最大の年間3万トンの製造能力を有し、またマレーシアでは初の完璧な汚染防止装置を備えたHDG工場と言う。
IGCインダストリアルのHow Boon Ngan重役(MD)によれば、防音壁やガードレール等のガルヴァニック・ハイウェイ・ファーニチャーの製造を通じ、国内市場及び輸出市場の開拓を図る。ガルヴァニック・ガードレールの80%はオーストラリア、ブルネイ、香港、ベトナム、シンガポール等に輸出され、今年は1200万~1500万Mドルの売上が目指される。
ラフィダ通産相が開所式の席上語ったところによれば、亜鉛鍍金鋼材の輸出は1995年の7億8740万Mドルから昨年の22億4200万Mドルに拡大したが、輸入も22億9000万Mドルに達したと言う。(STAR,NST:3/16)
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