SEAnews 1999-04-01 ArtNo.18672

【クアラルンプル】クアラルンプル証取二部上場のプラスチック成形／パッケージング会社Ｈ＆ＬハイテクBhdは引き続き競争力を強化し、グループ企業の持ち味を結合することを通じて困難な時期を乗り切るとともに事業の拡張を図る。
Ｈ＆ＬのTan Lye Huat会長によれば、国内経済は政府の選択的通貨管制や流動性の拡大策が奏功し、いずれ回復に転じる見通しだが、その際同社は景気回復の波に乗る有利な地歩を固めている。
Ｈ＆ｌハイテク及び子会社のプラスチックＳＴＣは2000年までにＩＳＯ9000認定証を獲得する計画だ。
昨年度同社は経済危機の最中にも関わらず税引き前利益を、613万Ｍドルから705万Ｍドルに拡大させた他、営業額も8.8％アップ、390万Ｍドルの負債も返上した。このためギアリングはほとんどゼロ、現金準備は1050万Ｍドルに達した。
子会社のプラスチックＳＴＣの売上も1370万から1600万Ｍドルに、税引き前利益は120万Ｍドルから140万Ｍドルに、それぞれ拡大した。(MBT:3/30)