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1999-04-09 ArtNo.18743
◆＜星＞ＴＤＢ、Ｅコマース対応のトレードプラス導入
【シンガポール】シンガポール貿易開発局(TDB)は2001年までに貿易取引をオンライン処理できるトレードネットの改良システム“TradeNet Plus”を導入する。
ＴＤＢのTay Thiam Peng副局長(DCEO)が7日、“Networld+Interop”のテーマで催されたコンピューター・ネットワーキング関連セミナーの席上語ったところによると、新システム“トレードネット・プラス”は既存のシステムに比べ完成度が高く、効率も良い。2001年には他の国際システムにリンクし、Ｅコマース機能も備える。これにより年間28億Ｓドルの節約が可能になり、シンガポールはインターナショナル・トレード・ファシリテーターの役割を担うことができる。
目下トレードネットは貿易許可申請の99％をオンライン処理でき、2400社により使用されている。同システムを導入する以前には数日を要した手続き処理が5分で行える。トレードネット・プラスでは現在カバーされていない貿易手続き、例えば貿易保険や貿易金融もカバーされ、資材調達、ロジスティクスから支払／金融に至るまで国際貿易網の完全なオンライン化が図れる。また処理時間も1～3分にさらに短縮される。
Ｅコマースが国際貿易上で主要な役割を担うようになることから、地元企業は新たな環境下の競争に対応する準備を整える必要があると言う。(BT:4/8)
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