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1999-04-21 ArtNo.18873
◆<印度>ソフト開発国際組織、コンポーネント・アカデミー開設
【バンガロール】ソフト開発専門家の国際コンソーシアム、Component Management Group(CMG)のインド支部は、CORBA(common object request broker architecture)を用いたコンポーネント開発技術を普及させる狙いから全国各地にコンポーネント・アカデミー(CA)を設ける計画だ。
Component Management Group (India)のSu Dutt Jha事務局長(CEO)によると、CMGは南アジア本部が設けられるバンガロールを皮切りに、ハイデラバード、コーチン、デリー、チェンナイを含む、インド国内20カ所にCAを開設する。CMGは各地の情報技術(IT)企業と提携し、これらの企業にCAの経営を委ねる。このためCMGはこうした目的にマッチしたIT企業を物色するとともに、ITビジネスへの進出を希望する大手企業との提携も望んでいる。バンガロールのCAではコンポーネント・デベロプメントに関わる1年間のコースの他、修士/博士コースも設ける計画で、オーストレーリアン・ユニバーシティーに講師の提供を依頼している。
コンポーネントウェア・インフラストラクチャーはソフトウェア開発に大きな影響を及ぼすだけでなく、ソフトウェア開発プラットフォームの主流になる見通しだ。CORBAはデザインやロケーションの相違に関わらずアプリケーション相互のコミュニケーションを可能にする。様々なハード/ソフトウェアが氾濫する中で、CORBAはこうした異質のコンポーネントを統合するニーズに答える。
CMGはまたSTPI (software technology park)と共同でコンポーネントの研究開発(R&D)やコンポーネントのスタンダード及びフレームワークの立案も手がけるコンポーネント・リパザトリー(貯蔵室)をインドに創設する。ソフトウェア・デベロッパーは、リパザトリーで開発されたコンポーネントを用いてよりスピーディーにソフト製品を開発することができると言う。(ET:4/19)
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