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1999-06-07 ArtNo.19369
◆<馬>シェル、サラワク製油所のバイヤー物色
【クアラルンプル】ロイヤル・ダッチ・シェル・グループは石油製品需要が軟化する中でアジアにおける石油精製事業のコスト・カットを図る狙いからサラワク州のLutong製油所の売却を図っている。
シェル・マレーシアのMegat Zaharuddin Megat Mohd Nor会長兼CEOは、ルトン製油所売却交渉を進めている事実を確認するとともに、価格さえ妥当なら売却すると語った。同製油所は日量3万5000バレルの原油処理能力を有する。シェルは同製油所の将来のオーナーから石油製品を買い取り、ボルネオ市場に供給することを希望している。
シェルは半島マレーシアのポート・ディクソン製油所の拡張工事を既に完了、燃料油からガソリン、ナフサ等の軽質油を生産する残留油触媒分解措置の精製能力は、日量15万50000バレルと、これ以前に比べ50%アップしている。新プラントは数日中に稼働する。
業界筋によれば、ルトン製油所の売却価格は9000万米ドル前後と見込まれるが、石油製品の需要が軟化していることから、かなりのディスカウントも覚悟せねばならない。
シェルの動きは同社が半島マレーシア市場の開拓に重心を移したことを窺わせる。同社がマレーシア国内に擁する860店のガソリン・スタンド網の大部分も半島マレーシアに集中している。ムガ会長は同スタンド網を向こう5年間に900店に拡大する意向を表明した。米国のコノコもマレーシアに向こう4年間に100ガソリン・スタンドを設ける計画を明らかにしており、小売ビジネスも過熱している。
マレーシアには5つの製油所が存在し、合計処理能力は1日37万5000バレルに達する。(BT:6/4)
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