NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
1999-06-15 ArtNo.19461
◆<馬>2500MWカパル火力発電所民営化に6チームが入札
【クアラルンプル】スラゴール州カパルの2500MW(メガワット)火力発電所スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・パワー・ステーションの民営化入札に内外の6チーム(社)が応札した。
電力会社トゥナガ・ナシオナルBhd(TNB)は、カパル発電所全体の40%権益、もしくは最近稼働した1000MWプラントの支配権益を手放す計画とされるが、いずれも重量級の6チーム(社)の中から1チーム(社)を選ぶのは容易でない。
伝えられるところによれば、Powertek Sdn Bhdは英国のPowergen、Genting Sanyen Sdn Bhdは米国のNRG、Malakoffは英国のNational Power Plcとそれぞれペアを組み、また地元企業Perembaは米国Sithe Energy及び日本の丸紅/三井とコンソーシアムを組織、この他にYTL Poweと王族を後ろ盾とする某企業が単独入札したようだ。
政府はその電力事業再編計画の下、目下TNBが管理している全国の発電施設を、それぞれ1000~2000MWの発電所を管理する複数の企業に分割することを目指している。TNBは合計発電能力1820MWの水力発電所のみを直接管理し、他の発電所、例えば837MWのパカ・ステーション、780MWのパシル・グダン・ステーション、340MWのプライ・ステーション等は全て手放すことになる。
目下のところ、パワーテックは770MW、マラコフは1065MW、YTLパワーは1212MW、ゲンティン・サンイエンは720MWの発電所をそれぞれ実質管理している。これに対してプルンバはまだ発電所を経営した経験がないが、この方面の豊富な経験を有する日米のパートナーが補完している。
しかし、金融機関から20億Mドル余のローンを借り受け、発電所の過半数に満たない40%の権益を取得するのは、それほど魅力的とは言えない。このため一部のチームはカパル発電所権益にそれほど執心している訳ではなく、一層好条件な発電施設が入札にかけられるのを待つ可能性もある。現時点で現金買収を行う資金力を有するものはそう多くない。しかし一部のチームはTNBに好条件を提示し、40%ではなく、全権益の売却を認めさせる可能性も予想されている。(MBT:6/11)
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.