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1999-09-11 ArtNo.20374
◆＜印度＞鉄鋼都市Ｖｉｚａｇ、国有企業の民営化が争点に？
【ヴィシャカパトナム】鉄鋼の町Vizagでは、有権者の多くが直接／間接に国営鉄鋼会社に依存していることから、民営化問題が争点になっている。
同市では、Gayatri企業グループを率いる国民会議派のT Subbarami Reddy氏とＶＢＣグループを率いるテルグ・デサム(TDP)のMVVS Murthy氏が対決する。選挙は決して両氏だけにより争われる訳ではないが、共産党左派(CPI-M)のCH Narasing Rao氏もSamajwadi党のTNVMurthy氏も、国営企業の民営化には反対を表明しており、この一点に関しては党派やイデオロギーの相違を超え意見の一致を見た感がある。
1996年と1998年の選挙に勝利したReddy氏の優勢は伝えられるものの、インド人民党(BJP)がＴＤＰ支持に回ったことから、譬えReddy氏が勝利したにしても次点との票差が前回のように6万票以上に達することはなく、僅差に終わるものと見られる。(IE:9/10)
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