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	1999-09-20 ArtNo.20441 
	◆<星>新会社ソニー・エレクトロニクス傘下に現法6社を統合 
	【シンガポール】ソニーは、シンガポールにおける既存現地法人6社を10月1日より新会社ソニー・エレクトロニクス(シンガポール)Pte Ltdの下に統合、資源利用の最適化とコスト削減を図る。 
  これら6社とは、ソニー・インターナショナル・シンガポール(地域本部)、ソニー・ロジスティクス・シンガポール、ソニー・プレシジョン・エンジニアリング・センター・シンガポール(製造)、ソニー・ディスプレー・デバイス・シンガポール(製造)、ソニー・システムズ・デザイン・インターナショナル、ソニー・シンガポール(前称ソニー・マーケッティング・インターナショナル・シンガポール)。 
  ソニー・エレクトロニクス(S)の采配を委ねられることになった、ソニー・インターナショナル・シンガポール及びソニー・ロジスティクス・シンガポールのマネージング・ディレクター(MD)を兼ねるマルヤマ・マサオ氏が16日明らかにしたところによると、組織変えはデジタル・ネットワーク・セントリック時代の到来に対応したもので、3300人の既存スタッフは1人も解雇されず、2、3年内には増員さえ計画されている。デジタルTVセットやカメラ等の付加価値製品の貢献で売り上げ増も見込め、新会社の2000年3月期年商は27億米ドル(1米ドル=115円)に達する見通しだ。 
  プレシジョン・エンジニアリング・センターにおけるTVブラウン管の今年の生産量は昨年比10%増の600万ユニット、3億Sドルに達する。この種の高付加価値製品領域においてはシンガーポールは依然競争力のある製造拠点であり、同社は今後、デザイン、研究開発、資材調達領域の強化を図ると言う。(ST,BT,LZ:9/17) 
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