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1999-09-27 ArtNo.20516
◆<星>NEL、台湾電子企業の30%権益買収
【シンガポール】契約製造業者NatSteel Electronics (NEL)はODM(original design manufacturing)領域への進出を目指し、台湾企業Eumitcom Technology Inc(ETI)の30%権益を2億2680万台湾元(S$1220万)で買収した。
NELのChester Lin(林建)重役(CEO)が23日語ったところによると、ETIは台湾最大のデジタル・コミュニケーション・デザイン・チームを擁するが、今回の30%の権益買収を通じETIの経営権も獲得したNELは、向こう3乃至5年間にODMビジネスを現在のゼロから営業額の30~50%に拡大する計画だ。
ETIはワイヤレス・ローカル・エリア・ネットワーク技術を強味とするが、1994年の創業以来、未だに黒字を達成していない。同社はワイヤレス以外に有線ネットワークも手掛け、こちらは既に市場に投入されている。
ETIは多くの商品を有するが、僅かな小規模工場を有するに過ぎず、成長の余地はない。これに対してNELは強力な製造基盤を有し、ETIのこの方面の不足を補い、如何なる受注にも応じることができる。
NELのCliff Chu重役(COO)によると、相手先商標製造(OEM)業務のマージンが平均3%に過ぎないのに対してODMのそれは5~7%が見込めることから、同社は徐々に現在のOEM業務からODMにシフトする。ETIの権益買収は氷山の一角に過ぎず、NELは同社が保持せぬ技術を擁する企業や、組織再編下の契約製造業者、あるいは顧客が売却を計画する製造ビジネスをターゲットに買収交渉を進めている。今年6月に調達した4億7150万Sドルの手持ち資金が有り、向こう6カ月間にはさらに多くのこの種の企業買収を発表する方針だ。
なおETIが台北と新竹サイエンス・パークに有する工場は最近の地震で被害を被っており、このため技術移転計画に多少の遅延が生じる見通しだ。ETIは来年からNELの業績に貢献するものと見られるが、現状で地震の影響を予測するのは難しい。しかし10月には営業可能なサプライヤーの数やこれらのサプライヤーのストックのレベルも明らかになるはずと言う。(ST,BT,LZ:9/24)
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