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1999-10-26 ArtNo.20821
◆＜馬＞サイム／ＴＮＢ、ＭＲＣＢの独立電力業者権益買収
【クアラルンプル】英系商社から民族系複合企業に変身したSime Darby Bhdと政府系電力会社Tenaga Nasional Bhd(TNB)は手を携え、財政難に陥ったMalaysian Resources Corp Bhdの独立電力供給業者(IPP)Port Dickson Power (PDP) Bhd持ち分(30%)を現金2億400万Ｍドルで買収する。
サイム・ダービーとＴＮＢは22日結ばれた条件付き契約の下、各1億3600万Ｍドルと6800万Ｍドルを支払い、PDPの20％と10％の権益を買増し、それぞれのＰＤＰ持ち分を60％と20％に引き上げる。
サイム・ダービーとＴＮＢはまたMRCB Engineering Sdn BhdからJanaUrus PDP Sdn Bhdの49.9999％権益を買い取ることにも同意した。ＰＤＰの発電施設はJanaUrusにより提供された地元職員により運営されており、JanaUrusは2002年までに同プラントの操業と保守を引き継ぐことになっている。
ＰＤＰは1993年12月1日以来ポートディクソンTanjong Gemokの440ＭＷ(ﾒｶﾞﾜｯﾄ)オープン・サイクル発電所を経営、1998年12月期純益は6754万8000Ｍドル、純有形資産は1億7000万Ｍドル。(STAR,NST,MBTST,BT:10/23)
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