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1999-10-27 ArtNo.20831
◆＜星＞エイサー子会社、ＳＥＳ上場資格返上
【シンガポール】台湾のコンピュータ会社エイサーは子会社エイサー・コンピューター・インターナショナル(ACI)のシンガポール証取(SES)上場資格を返上する。
ＡＣＩは25日、市場に出回る自社株6140万株(総発行株式の36.92%)を、先週金曜の終値0.68米ドルを76％上回る、また1株当たり純有形資産(1999年6月期年度未監査)を46％上回る、1株1.20米ドル、総額7370万米ドルで買い戻すと発表した。ＡＣＩは同時に3310万ワラントを、先週金曜の終値0.375米ドルを20％上回る0.45米ドル、合計1490万米ドルで買い戻す。
ＡＣＩのWilliam Lu会長によると、これによりエイサーは上場に伴う規制から解放され、例えば少数株主の利害に拘泥せずに臨機応変にビジネス・チャンスに対応できる。
エイサーは2002年までにノートブック・コンピューター、パーソナル・コンピューター、サーバー領域でアジアの先頭に立つことを目指している。しかしＡＣＩはシンガポール登録法人としてのステータスを維持し、海外事業本部として引き続き機能する。
株式とワラントの買い戻し価格はＤＢＳグループのアドバイスに基づいて設定された。以上の株式買い戻し計画は、株主／ワラント所有者の75％の承認、シンガポール高裁やその他の関係当局の認可を待って効力を発すると言う。(ST,BT,LZ:10/26)
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