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1999-10-29 ArtNo.20868
◆＜馬＞工場自動化のＭＡＥ、Ｍ＄１０００万投じ２工場建設
【クアラルンプル】ジョホール州拠点のMalaysian AE Models Holdings Bhd(MAE)は、国内経済の復調に伴うマテハン機器や工場自動化システムに対する需要拡大に対応するため1000万Ｍドルを投じて2工場を建設中だ。
ＭＡＥのLim Kee Sinn重役(MD)が27日の年次総会後語ったところによると、Batu PahatとKluangの工場が来年完成すれば、同社の製造能力は60％拡大する。同社はインドネシア、タイ、フィリピン、中国市場開拓の機会も探っている。
目下輸出売り上げは営業額の36％を占めているが、新工場の完成に伴い同比率を40％に引き上げることが目指される。
ＭＡＥは引き続き工場自動化システムの製造／流通を中核にして行く。目下同社の国内市場シェアは10％に満たないため、成長の余地は大きい。また農業関連市場への進出も目指している。
ＭＡＥの1999年3月期年商は29.7％増の8113万Ｍドル、税引き前利益は1002万Ｍドル。同社製標準コンベアーの今年の売り上げは2037ユニットと、昨年の1875ユニットを8.6％アップしており、2000年3月期年商は15～20％増が見込める。また税引き前利益は1000万Ｍドル台を維持できる見通しだ。(STAR:10/28)
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