SEAnews 1995-01-19 ArtNo.210

【マニラ】マレーシアのブルジャヤ・グループはフィリピンにおけるエアコン製造計画に本腰を入れる構えだ。
ブルジャヤ・グループと70：30の合弁で同プロジェクトを進めるチーム・アジア・コープ(TAC)幹部が17日語ったところによれば、向こう5年間に1000万米ドルを投じて当面地元ではまだ製造されていない工業用エアコンを製造、最終的には家庭用エアコンの製造も手掛ける。マニラ南方のカラバルゾン工業区に工場を設けることが検討されており、今年年央には詳細を発表できる見通しだ。ブルジャヤ・シンガー系列会社のトップグループ・ホールディングズは米国企業ダンハム・ブッシュからマレーシアにおける製造・流通ライセンスを与えられており、またＴＡＣはマニラにおけるダンハム・ブッシュの代理業者ＤＢインターナショナル・セールスの子会社で、合弁会社もダンハム・ブッシュとのロイヤルティー契約の下にエアコンを製造することになると言う。(BT:1/18)