NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
1999-11-20 ArtNo.21085
◆<印度>JVSL鉄鋼プロジェクト、900クロー・コスト超過
【ムンバイ】Jindal Vijaynagar Steel Ltd (JVSL)の年産157万トンの総合鉄鋼プロジェクトのコストは、工事の遅延や高金利、ルピー相場の下降等に祟られ、当初見積もりを929クロー上回る6144クローに達した。
JVSLは資金を掻き集め、カルナタカ州Bellary近郊におけるプロジェクトの部分的稼働にこぎ着けた。プロジェクトが1995年にスタートした当時の見積もりコストは4138クローだったが、今やトン当たりの資本コストは3万9000ルピーに達している。しかしJVSLはトン当たり1万1000クローの低い営業コストを梃子に、相殺を図っており、熱間圧延コイル(HRC)のトン当たり価格は1万5000ルピーに設定されている。
JVSLのSajjan Jindal副会長によれば、これ以上のコスト上昇は予想されず、年産330万トンのペレット製造施設とCorex IIプロジェクトも来年下半期には稼働する見通しだ。また総合鉄鋼プロジェクトの年産量も当初見積もられた157万トンを上回る200万トンに達する。鉄鋼価格の値上がりで、キャッシュ・フローの改善も見込まれる。JVSLはスチール・スラブと35万トンのホット・メタルを用いて80万トンのHRCを製造、15万トンの輸出を目指している。米国PowerGenとの合弁事業も今月末には合意に達するものと見られる。
コスト上昇は、105クローの追加投資、94クローのサプライヤーズ・クレジットに加え、ターム・ローンと保険金で賄われる。自己資本は1606クローに105クロー拡大され、金融機関はこれまでに231クローを実際に貸付、残りも段階的に貸し出す方針だ。
JVSLはプロジェクトを完成するには250クローの投資を必要とする他、債権者に別に178クローを返済せねばならない。JVSLは目下、L&T等の債権者に対して返済期限の繰り延べや、債務の資本への転換を求めていると言う。(ET:11/19)
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.