SEAnews 1999-11-25 ArtNo.21130

【シンガポール】Compaq-Tata Technologies JVはMaruti Udyog Ltd(MUL)にスタートしたばかりのＥビジネス・ソルーション“Non-Stop”を提供する200万米ドルの契約を獲得した。
Tata TechnologiesのPatrick McGoldrick重役(MD)が22日語ったところによると、“Non-Stop”はワンストップ“domain”で、注文をノンストップで受け、処理することができる。合弁会社は他にも5社と“Non-Stop”を提供する交渉を続けている。コンパック・インディアのBalu Doraisamy重役(MD)は、他の潜在顧客に関して、「まだ交渉は極めて初歩的段階にある」とし、社名を明らかにすることを避けた。
Doraisamy氏は、タタ・テクノロジーズとのタイアップに関して、「タタのＣＡＤ－ＣＡＭ領域のノーハウは有用で、今回のタイアップは決して一度限りの提携ではない。今後さらに多くのタイアップが行われる可能性が有る」と語った。
それによると、合弁事業で必要とされるマンパワーはコンパックとタタの双方から派遣される。これにより合弁事業が冗員を抱える恐れはなくなり、コスト効率の良い、好収益の経営を続けることができる。
McGoldrickとDoraisamy両氏は、利益分与問題に関しては、いずれも、まだ正式の契約は結ばれていないと答えた。しかしMcGoldrick氏は、それぞれの企業が各プロジェクトに拠出したバリューをベースに算定されるだろうと補足した。(ET:11/23)