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1999-11-26 ArtNo.21137
◆＜星＞スンブコープ、ホルズマン救済報道にノーコメント
【シンガポール】シンガポールの政府系複合企業Sembcorp Industries (SCI)は24日、財政難に陥ったドイツの大手建設会社Philipp Holzmannを救済するため10億マルク(S$8.73億)の注入を申し出たとの報道にコメントを控えた。
ＡＦＸアジアが伝えたドイツの日刊紙Frankfurter Allgemeine Zeitungの報道によれば、ドイツのナンバー・スリーの建設会社Bilfinger + Bergerらも救済案を提出している。
シンガポールの消息筋は、ＳＣＩが仮にPhilipp Holzmannの一部権益に関心を示したにしても、ＳＣＩがそれ自身の2倍の年商を上げる創業145年の企業の支配権益を握る可能性は少ない。また10億マルクなどと言う額の注入は有りそうにないことで、3億～4億Ｓドルが限度と評している。
また事態は依然として流動的で、ドイツ政府が救済に乗りだし、債権銀行が期限繰り延べを認めるなら、権益の売却もなされない可能性があると言う。(ST,BT,LZ:11/25)
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