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1999-11-26 ArtNo.21141
◆<馬>第3四半期のGDP成長率8.1%:中央銀行
【クアラルンプル】マレーシアの国内総生産(GDP)は今年第3四半期に8.1%の成長を遂げ、1997年のアジア経済危機の発生以来最高をマークした。
中央銀行のTan Sri Ali Abul Hassan Sulaiman総裁が24日発表したところによれば、第3四半期には鉱業部門を除き、全ての部門がプラス成長を回復した。マレーシア経済は極めて良好で第3四半期の成長率としては、韓国を除く域内諸国の先頭に立っている。このことはマレーシア政府の経済政策が正しく、効果的であったことを証明している。
今年第2四半期の4.1%に続く、第3四半期の8.1%のGDP成長から見て、マレーシアは完全にリセッションから脱却、長期的にも高水準な成長を期待できる。
第3四半期GDPは第2四半期に比べても2.1%アップしており、今年通年の成長率は政府予測の4.3%を上回る可能性が出てきた。製造業は旺盛な海外需要と国内需要の復調に支えられ、19.5%の成長を見た。
農業生産は挽材とパーム油生産の各26%と19.4%の伸びに支えられ、3.8%の成長を遂げた。
建設業は、6四半期連続のマイナス成長を脱し0.9%のプラス成長を回復した。同部門は第2四半期には依然7.9%のマイナス成長を記録していたが、政府の財政支出や持ち家キャンペーンを通じたインフラ開発や住宅建設の活発化に支えられ、プラス成長を取り戻した。
こうした力強い国内経済の回復には、政府が採用した選択的為替統制やMドルの対米ドル固定相場制等によりもたらされた安定した経済環境が大きな支えになった。
国内需要は、公共支出の拡大や、輸出志向部門の好調に支えられ、株式を除き、7.6%拡大した。政府の来年の予算赤字は、国内需要の回復も手伝って縮小する見通しだ。
また第3四半期の好調なGDP成長は、低インフレ率、労働市場の逼迫改善、引き続く貿易収支の大幅黒字、低い対外債務等にも助けられた。
1999年通年の失業率見通しは4.5%から3%に下方修正された。第2四半期のインフレ率は2.3%で、今後も低インフレが持続する見通しと言う。(STAR,NST,MBT,ST,BT.LZ:11/25)
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