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1999-12-02 ArtNo.21194
◆<星>NEL、中国製造合弁事業で年商S$10億予想
【シンガポール】シンガポール拠点の世界第5位の契約製造業者ナットスチール・エレクトロニクスLtd(NEL)と、中国第3位の情報技術(IT)製品流通業者Pacific City International Group (PCI)が、中国におけるIT製品の製造流通に関わる対等出資合弁契約を結んだ。
NELのChay Yee Meng財務担当重役(CFO)が火曜(11/30)、台北におけるビデオコンファランスの席上明らかにしたところによれば、NELは同プロジェクトに約1100万米ドルを投資する。PCIは合弁会社から当初3年間に10億Sドル余の商品を買い取り、中国国内における流通を引き受ける。PTIは目下ヒューレット・パッカード、マイクロソフト、アップル・コンピューター等の製品の流通を手がけており、1999年度予想売り上げは約2億米ドル。
来年1月1日に正式発足する合弁会社は当面海外のPCメーカーから直接商品を輸入し、PCI傘下のディーラー/再販業者/保証サービス会社約2000社を通じて中国国内に製品を販売する。しかし2000年第2四半期には広州工場が、同年第3四半期には上海工場が、それぞれ稼働、注文生産方式により、IT製品の製造を手がける。2工場のコストは各500万~800万Sドルと見積もられる。NELが中国や全世界に展開する製造施設も同プロジェクトをバックアップする。現在中国でPCを輸入すれば20~30%の輸入税と17%の付加価値税が課されるが、今回のPTIとの合弁により、NELはこれらの税とロジスティクス・コストを節約できる。合弁会社の営業マージンは2~3%と予想される。
NELの流通子会社ECSはタイ、マレーシア、シンガポールをカバーするネットワークを有し、PTIとの中国合弁事業を加えると、NELはアジアの5000社以上のリセーラーにアクセスできることになる。このためNELはアジアでは米系Ingram Micro及びCHSに次ぐ、第3の流通網を有することになる。
NELは流通業務を中核とする考えはないが、先端的なITインフラと合わせ、製造プロセスの付加価値を増大させ、またサプライ・チェーンの短縮を図る。合弁事業への出資は内部資金と銀行借り入れで賄うと言う。
一方、チャイ氏は、「世界の契約製造ビジネスは今年20~30%の成長が見込まれているが、セラミック・キャパシタ等のコンポーネント不足は2000年上半期まで持続する可能性があり、製造業務をストップさせる恐れもある」と警鐘した。(ST,BT,LZ:12/1)
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