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1999-12-07 ArtNo.21246
◆＜馬＞コンピュータ部品のＫｒｉｓ、米国に工場進出
【クアラルンプル】クアラルンプル証取(KLSE)上場の精密部品メーカー、Kris Components Bhdは、米国にコンピューター・ケーシングの製造工場を設ける。
Toe Peng Ju重役(MD)によると、テキサス州San Antonioに1250万Ｍドルを投じて設けられる工場は来年6月までに稼働し、同社製金属／プラスチク部品を用いたケーシングが製造される。同工場にクリスは35％、シンガポールの上場企業2社Omni IndustriesとAmtek Engineeringが各30％と35％出資する。ちなみにクリスはAmtekの子会社。関係合弁契約は今年3月に調印された。
同プロジェクトは多国籍企業に奉仕するための長期的投資計画に基づくもので、国境がなくなり、全世界の同業者と競争せねばならない時代には、需要の存在するところに製造拠点を設けることが不可欠の条件になる。そうしてこそ設計やエンジニアリング面の変更／調整のニーズに迅速に応じることができる。特にコンピューター・コンポーネントや周辺機器の寿命は短く、数ヶ月をかけて外国に輸出したのでは、変化に応じることができないと言う。(NST,STAR:12/4,BT:11/6)
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