【クアラルンプル】石油／ガス／加工産業に関わる内外の企業にエンジニアリング／資材調達／建設(EPC)サービスを提供するRanhill Corp Sdn Bhdはトータル・エンジニアリング・サービス・プロバイダーを目指す計画の一環としてクアラルンプル証取(KLSE)に一部上場を申請した。
ランヒルは新株7900万株を公開、この内1462万6000株の公募を通じて3656万5000Ｍドルの調達を目指す。
Datuk Hamdan Mohamad会長によると、26年前に機械／電気工事請負パートナーシップとして設立された同社は、1985年にオーストラリア企業Worley Ltdと合弁で石油／ガス・プロジェクトに進出した。最近の例ではペトロナス・カリガリのResak Central Processing Platformの建造を引き受けた。同施設はマレーシアの沖合施設としては最大の重量を有する。またクアラルンプル国際空港(KLIA)メイン・ターミナル・ビルの機械／電気デザインを引き受けた。
同社は傘下に、Ranhill Worley Engineering Sdn Bhd、Ranhill Bersekutu Sdn Bhd、Urusan Teknologi Wawasan Sdn Bhd、Pengurusan KPRJ-Ranhill Sdn Bhd、Ranhill Sri Gading Sdn Bhd、RB Ventures Sdn Bhdを有する。
1995－99年の間にグループ営業額は6020万Ｍドルから1億3800万Ｍドルに229％、ボトム・ライン利益は860万Ｍドルから1970万Ｍドルに227％、それぞれアップした。将来の売り上げ見通しは2000年度に3億2300万Ｍドル、2001年に7億5400万Ｍドル、2002年に8億9300万Ｍドルで、2000年の税引き利益は2200万Ｍドルと見込まれている。(NST,STAR:12/6)