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1999-12-09 ArtNo.21274
◆<馬>レノン、首都圏公共交通機関の合併を率先推進
【クアラルンプル】マレーシア最大の複合企業Renong Bhdは、83億Mドルの負債返済に窮しているクアラルンプルのモノレールとバス会社の合併を率先して進める方針だ。
レノンのハリム・サアド会長が7日の株主総会後マスコミに語ったところによると、これらの公共交通機関会社は高額な金利負担と予想を下回る乗客収入の影響を被っている。合併により公共交通の効率が高められる上、不健全な競争も回避される。
合併計画の対象には、クアラルンプル市内と郊外を結ぶ世界最長の無人運転高速大衆輸送機関2社、プロジェ・ウサハサマ・トランジット・リガン・オートマティックSdn Bhd(Putra:レノンの100%子会社)及びシステム・トランジット・アリラン・リガンSdn Bhd(STAR:英国Taylor Woodrow Plc等の合弁会社)、レノンが50%出資するバス会社Park May Bhd、華人ビジネスマンVincent Tan Chee Yioun氏のPRT monorail systemが含まれる。
合併計画は法人債務再編委員会(CDRC)との間でも話し合われており、6ヶ月以内に妥結する見通しだ。しかしハリム氏は誰が、合併後の運輸会社の支配権益を握るのかに関して確答を避け、「所持する株式の大きさに依存するだろう」、「もし政府が参加を望むなら、拒む理由はない」等と付言した。(NST,MBT,STAR,BT,LZ:12/8)
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