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1999-12-22 ArtNo.21416
◆<印度>11月の粗鋼生産、0.72%ダウン
【ニューデリー】インドの鉄鋼産業は過去数ヶ月、目を見張らせるような成長基調を辿ったが、11月の粗鋼生産は193万8000トンと、昨年同月の195万2000トンに比べ0.72%下降した。
それに引き替えアジアにおける11月の粗鋼生産は昨年同月の2506万6000トンから2650万トンに5.6%拡大している。
インド国内の粗鋼生産は8月に3.4%、9月に6.2%、10月に7.6%と、3ヶ月連続のプラス成長を見、しかも尻上がりの成長曲線を描いていた。関係方面は過去3ヶ月間の連続プラス成長の後に生じたマイナス成長に懸念を抱いている。
この結果、年初8ヶ月(4-11月)の生産量は1542万9000トンと、昨年同期の1523万6000トンから1.2%の成長を見たものの、アジア全体の平均4.67%、世界平均の3.19%を下回った。
10月までの年初7ヶ月の国内粗鋼生産の成長率は5.83%を記録、アジアの平均4.99%、世界の平均2.27%を上回った。当時鉄鋼省は国内鉄鋼産業の成長率は、独立国家共同体(CIS)諸国と米国を除けば、大部分の諸国を上回っていると自信を表明していたが、僅か1ヶ月でシナリオは様変わりしてしまった。
しかしながら11月の鉄鋼完成品の成長率は11%を超えている。このことは船舶解体スクラップや半製品の輸入が急増したことを示している。
今年11月にはインド国内には電炉45基が稼働していたが、その生産量は昨年同月の414万トンから383万トンに下降した。また多くの誘導炉は主に電力不足から生産量が下降、タタ・アイアン・アンド・スチール・カンパニー(TISCO)の誘導炉のみが僅かに生産量の拡大を見たと言う。(THBL12/21)
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