SEAnews 2000-01-05 ArtNo.21448

【ニューデリー】Steel Authority of India Ltd (SAIL)は、昨年12月に国内市場と海外市場向けに合わせて100万トンの各種鉄鋼製品を販売した。これは通常年間販売量がピークに達する3月に次ぐもので、昨年を通じて第2の月間販売実績。
ＳＡＩＬの発表によれば、この内94万7000トンは国内販売で、輸出は5万3000トンだった。
ＳＡＩＬの特殊鋼部門、Alloy Steel Plant／Salem Steel Plant／Visvesvaraya Iron & Steel Ltdの販売量も2万6000トンと、2000年3月期年度の年初9ヶ月を通じて最高を記録した。年初9ヶ月の輸出を含む累積販売は660万トンと、前年同期比9％以上の成長を見た。
製品在庫は、初めて70万5000トンの営業レベルを下回った。12月だけで在庫レベルは16万トンの縮小、ＳＡＩＬのプラントとストック・ヤードにおける在庫は65万トンに下降した。これは同社にとっては1996年4月以来の最低記録。
ＳＡＩＬは低い在庫レベルに加えて、市場の需要が回復に転じたことから、完成品やその他の高付加価値製品の生産拡大を計画していると言う。(THBL:1/4)