【マラッカ】台湾のコンピューター・ボード・メーカー、Qualitek Electronic Co Ltd(QEC)はマラッカに8000万Ｍドルを投じて同社にとって初の海外製造拠点を設ける。
ＱＥＣの現地子会社Qualitek Electronic (M) Sdn Bhd(QEM)は5日、State Economic Development Corp (SEDC)と、マラッカ州Batu Berendam Free Trade Zoneの2.6ｈａの工場用地購入契約を結んだ。
ＱＥＭのK.L. Ho重役(MD)によると、投資は向こう3年間にわたって実行され、段階的に工場が建設される。今年8月から多層コンピューター・ボードの製造が開始され、3年後には最終的に50万平方フィートのボードが製造される。雇用される500人の労働者には6ヶ月間の訓練が施される。
ＱＥＣのC.J. Wu社長によれば、マラッカに工場を建設する方針を決めた最大の理由は、ＳＥＤＣの投資コーディネーターDatuk Ng Peng Hay氏が工場用地の買収手続きを迅速に処理、手厚い支援を提供したことにあると言う。Datuk Mohd Ali Rustam首席大臣によると、目下マラッカ州には台湾企業が累積25億Ｍドルを投資していると言う。(STAR:1/6)