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2000-01-11 ArtNo.21500
◆<星>石油精製業界、今年は生産規模を一層縮小
【シンガポール】シンガポールの石油精製業界は、低マージン下の過剰供給状況に対応するため今年は生産規模の一層の縮小を強いられそうだ。
業界観測筋によれば、これによりシンガポール製造業の成長は1%ポイントほど鈍化、域内の石油精製センターとしてのシンガポールの地位は一段と沈下するものと見られる。
先週水曜、ロイヤル・ダッチ・シェル・グループは、長引く低調な市場環境からシンガポールにおける製油量を今月20%カットすると発表した。これによりシンガポールにおけるシェル製油プラントの生産量は過去15カ月以来の最低になる。シンガポール・リファイニング・カンパニー(SRC)も、先月、2000年の設備稼働率は70%程度になるとの見通しを明らかにした。
アナリストらは、台湾やインドの新設備が稼働することもあって、シンガポールの製油業界は今年一層の生産削減を強いられると予想している。証券会社GKゴーのアナリストは今年の製油業の生産高は10~11%下降すると予想した。また生産縮小の大部分は上半期に集中、製造業生産の成長を0.5~0.7%ポイント下降させると言う。
石油精製業界の生産は昨年も9%前後下降した。しかし80年代とは異なり、石油精製業は化学産業の4分の1、製造業生産の5%を占めるに過ぎないことから、国内総生産(GDP)の成長に対する影響はそれほど大きくない。
しかし、Vickers Ballasアナリストは、「シンガポール石油精製業界の生産削減は長期的趨勢であり、同業界が生産規模を縮小するか、好収益が見込める水素化分解業務に重心を移すのは時間の問題」と指摘した。それによると、生産削減それ自体は最早自明のことであり、より大きな疑問は、他の産業により、穴が埋められるか否かと言う。(BT:1/8)
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