SEAnews 2000-01-14 ArtNo.21543

【シンガポール】ナスダック登録のフランスのソフトウェア会社Business Objectsは12日、シンガポールのサンテク・シティーに設けた地域本部を正式オープンした。
David Runacres副社長(国際流通部)によると、法人向けビジネス・インテリジェンス・ソフトウェア・ツールの開発を手掛ける同社のアジア太平洋地域売上は、目下のところグループ営業額の3％以下の1000万米ドル程度。
同社は世界80カ国以上の企業や団体9100社に、そのソフトウェアを販売、これまでに発行したライセンスは140万件以上。向こう3年間に域内に1000万米ドル前後を投資する計画で、これには雇用や訓練コストが含まれる。当地で訓練されたプログラマーはラテン・アメリカや南アフリカに派遣される。シンガポール・オフィスには目下1ダースほどのスタッフが勤務しているが、ビジネス次第で増員される。
域内の既存顧客にはBP Amocoのシンガポール・オフィスやShellのブルネイ・オフィスが挙げられ、世界顧客にはブリティッシュ・テレコム、日本航空、プジョーが含まれると言う。(ST:1/13)