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2000-01-26　ArtNo.21676

【ニューデリー】原油価格の急騰に伴う石油精製マージンの縮小から、石油製品の精製活動は過去4ヶ月間に30％ほど下降、精製マージンはマイナス領域に落ち込んでいる。
消息筋は、石油精製業者が製品輸出による乗り切りを選ばず、操短を強いられている理由は、政府が原油に課している輸入関税と指摘する。それによると譬え原油価格が1バレル24米ドルに上昇しても、依然としてマージンは望めるが、バレル当たり3米ドルの輸入税を支払うなら、最早石油製品を輸出することは不可能である。
国内製油業界の昨年の生産能力は4000万メートル・トンに達し、ある種の石油製品の生産能力は国内の需要レベルを上回っている。原油価格が低水準なら、製油業界は原油を輸入し、製品を輸出できるが、原油の値上がりと関税構造がそのことを不可能にしている。このため政府は関税構造の合理化を検討中と言う。(ET:1/25)

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