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2000-02-02 ArtNo.21741
◆<星>SGX、KL証取の声明に反論
【シンガポール】シンガポール取引所(SGX)は1日、月曜にクアラルンプル証取(KLSE)との間で催されたCLOB(セントラル・リミット・オーダー・ブック)マレーシア株に関する協議を巡りKLSEが発表したステートメントは、誤解を生じさせる不完全なものであると声明した。
KLSEは月曜のSGXとの会議後、18ヶ月間に段階的にClobマレーシア株の凍結を解除すると言うEffective Capitalの案をSGXが承認するとともに、同案をClob投資家に配布することを認めたと報告していた。
SGXはこの点に関して、もしKLSEがそれを望むならイフェクティブ・キャピタルの提案を総合的な解決策の一部に含めることを拒まないが、それはSGXが同案を承認したことを意味しないと述べ、さらに以下の諸点を指摘した。
イフェクティブ・キャピタルの提案は不完全であり、マレーシア中央預託機関(MCD)がClobマレーシア株を、個々の投資家の口座に移転することも保証されていない。この点に関してKLSEは来週火曜の次期会議の席で回答せねばならない。
SGXはイフェクティブ・キャピタルの提案内容を来週Clob投資家に配布するが、このことはSGXが同提案を支持したことを意味しない。SGXは民間部門の如何なる提案に対してもそれを裏書き保証するようなことはない。
またイフェクティブ・キャピタルの提案を拒絶した投資家が所持するマレーシア株は6月30日以降マレーシア大蔵大臣が接収すると言うKLSEの立場には法的根拠がない。英国王立弁護士も、マレーシアの現行法の下、MCDはClobマレーシア株を当該株式のオーナーの証券口座に移転する義務があるとの判断を示している。もしこのことが実行されないなら、SGXは法廷及び世界貿易機構(WTO)に提訴し、KLSEにその法的義務を履行させる他ないと言う。(ST,BT,LZ:2/2)
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