SEAnews 2000-03-14 ArtNo.21843

【バンガロール】メディア王ルパート・マードック氏(ﾆｭｰｽﾞ･ｺｰﾎﾟﾚｰｼｮﾝ会長)は先週土曜、向こう数年間にインドに数億米ドルを投資する意向を表明、また6つの主要言語によるＴＶチャンネルを新設する可能性を示唆した。
香港から専用機でカルナタカ州バンガロールを訪れたマードック氏は情報技術(IT)領域への投資の意向を表明するとともに、娯楽以外にマルチメディア市場開拓に力を入れる考えを明かにした。エコノミック・タイムズ／インディアン・エクスプレス／ヒンドゥー・ビジネス・ラインが12日伝えたところによると、マードック氏は「スターＴＶはヒンディー語と英語に力を入れているが、その他の主要6言語でもサービスを提供できる」、「ＴＶチャンネルはより積極的な役割を果たすべきだ」等と語り、未来計画の片鱗を示した。しかしプリントメディア領域への投資に関しては「全く考えていない」と述べた。インド投資計画の詳細は4月に明かにされると言う。