SEAnews 2000-03-14 ArtNo.21851

【ムンバイ】Vikas WSPはグジャラート州Vadodaraに195クローを投じ、油井掘削／ラテックス・ペイント／爆発物／天然ガス探査等のプロジェクト用いるグアールガム・ポリマーの加工施設を設ける。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11日、Vikas WSPのB. S. Agarwal重役(共同MD)の談話を引用して語ったところによると、年産1万2600トンの施設は2001年9月に完全操業する。
同プロジェクトに必要とされる酸化ポリプロピレンと酸化エチレンはインディアン・ペトロケミカルズ・コーポレーションLtd(IPCL)のVadodara工場か、リライアンス・インダストリーズLtd(RIL)のHazira工場から供給を受ける。Vadodaraを候補地に選んだのは、これらの2種類のガスの供給が受けやすいため。
金融機関(FI)、外国機関投資家(FII)、投信、国内企業を対象に株式の私募を行い必要資金を調達する。プロモーターは私募の25～30％を引き受ける。100％輸出志向ユニットのVikas WSPは目下無臭グアール・ポリマーや派生品をネッスル、ユニリバー、Heinz、Goodmanfielder、Procter & Gamble、丸紅等の食品／医薬品／ヘルスケア／その他の大手企業に納入している。同社の年産能力は目下3万9900トン、最近は、成長が早く、収穫量が大きい、ハイブリッド・グアールの新品種も開発した。
同社は所得税法10Ｂの下、2007年まで免税待遇を認められている。1999年12月期第3四半期の利益は18.93クローをマークしたと言う。