SEAnews 2000-03-17 ArtNo.21884

【ムンバイ】Jayant Oils Mills Group傘下の硬化カスター・オイル(潤滑油)／ヒドロキシ・ステアリン酸の製造を手掛ける年商75クローのJayant Agro-Organics Ltd(JAOL)は特殊カスター派生品／可塑剤領域への進出を目指し、国際企業と資本提携もしくは技術提携の可能性を協議している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが16日、ＪＡＯＬのVithaldas G. Udeshi会長の談話を引用し、報じたところによれば、塗料／樹脂／化粧品／可塑剤の製造に関わる欧州、日本、米国の少なからぬ企業が、同社との提携に関心を示している。
ＪＡＯＬはカスター・オイルとその派生品を製造、海外の塗料／潤滑油／樹脂／プラスチック／化粧品／添加剤／特殊化学品製造会社に納入する100％輸出志向ユニットで、塗料やインク等の製品領域への業務の拡大を目指している。
垂直／水平方向への事業の拡張を通じて、売上の20％増を実現する計画で、そのための技術提供者を物色している。
昨年度の営業額は74クロー、純益は1.26クロー、今年度の売上は30％増の100クロー、純益は7クローと見込まれる。昨年は原料の値上がり、減価償却費の増大により、収益が悪化したと言う。