SEAnews 2000-03-20 ArtNo.21897

【チェンナイ】フランスの芳香療法提唱者J. Philippe氏に率いられるMarkandeグループとTamilnadu Industrial Development Corporation (TIDCO:11%出資)の合弁に成るIndian Natural Medical Products Pvt Ltd(INMP)は自然薬13種類の製造の準備が整い、輸出市場についても突破口を開いたようだ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが17日報じたところによれば、フィリップ氏は数年前にインドに芳香療法の研究／事業拠点を設ける方針を決め、芳香療法に関わる認定証を発行する非営利機関Institute of Aromatherapy Ramashanti(IAR)と薬用植物の栽培を手掛けるPhilmax Aromatic Bioproducts及び香油を製造するＩＮＭＰを設立した。
Philippe氏が記者会見の席上語ったところによると、投資額2.6クロー、資本／借入比率1：1のPhilmaxは、20種類の薬草を栽培する計画で目下土地を物色している。グループの旗艦ＩＮＭＰには6クローが投じられ、やはり自己資本／借り入れ比率は1：1。同社は香油製造の他、インド国内及び海外におけるマーケッティングを手掛ける。
AromaUlcer、AromaDigest、AromaNatal等の同社製品は市場の歓迎を受けており、米国の大手薬品会社はこれらの製品を購入し、自社商標で販売することを提案していると言う。