【ニューデリー】インディアン情報技術(IT)起業家、Desh Deshpande、Vinod Khosla、Arjun Malhotra、Vinod Gupta、Purnendu Chatterjeeの諸氏に率いられるチームは、バークレー拠点カリフォルニア大学の支援も得、10億米ドルを投じて、ライフ・サイエンス／メタル・サイエンス／インターネット／コンピューティング領域におけるインド版マサチューセッツ工科大学(MIT)を標榜する“Global Institute for Science and Technology(GIST)”を設立する計画だ。
エコノミック・タイムズが25日報じたところによれば、Chatterjee氏に率いられるチームはこれまでに3億米ドルの資金を調達しているが、同額は昨年ハイデラバードに創設されたＢスクールのコストを上回っている。こうしたことから複数の州がＧＩＳＴ誘致のロビー外交を展開している。
カルナタカ州のS M Krishna首席大臣はＧＩＳＴが同州に設けられるならこれを歓迎すると声明、州政府幹部にＧＩＳＴプロジェクトを進める海外在住インド人(NRI)チームと密接な連絡をとるよう指示した。
Chatterjee氏によると、ＧＩＳＴプロジェクトでは大学生、学卒、大学院卒を対象にした研究活動重視の3つの学院が設けられる。各学院の定員は2000人、ノン・プロフィット・ノン・ロス・ベースで経営される。利益が生じた際は、施設拡大に充当される。
カリフォルニア大学のDonald A Mcquade総長補によると、同校はカリキュラムのデザイン、学部交流、遠隔教育等の面でＧＩＳＴプロジェクトに協力すると言う。