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2000-03-29 ArtNo.21991
◆Gangavaram港開発を再入札に
【ハイデラバード】アンドラプラデシュ政府はGangavaram港を近代的施設を備えたメガ・ポートに再開発すると言う野心的プロジェクトを再入札にかける方針を決めた。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが27日州政府筋の消息として伝えたところによると、同じプロジェクトで既に2度入札を募集している州政府は、Vizagポートのプロモーターから合弁方式による開発案が提出されたにも関わらず、3度目の入札を募集し、プロジェクトの早期実現を図る方針を決めたとされる。
Vizagポートは昨年、単独応札し、他社との合弁方式によりプロジェクトを進める意向を表明した。同案では、Vizagポート・トラストが中心になり基礎インフラを整備した後、民間部門の参加を求めターミナル施設を建設すると言うもので、プロジェクト・コストは2000クロー。Vizagポートは再入札にも参加するものと見られるが、以上の構想にそれほど大きな変更は加えないものと見られる。
輸送量の拡大や交易活動の重心が西海岸から東海岸に徐々に移動するのに伴い、東海岸にメガポートを開発する必要性が、これまでしばしば指摘されてきた。国際基準に基づくインド主要港の設備能力は1998/99年時点で2億4000万トン、実際の処理量は2億5200万トンで、第9次5カ年計画が終了するまでに後者は4億2400万トンに達するものと予想されている。インド港湾ビジョン2020レポートによれば、20年後の国内港湾処理量は12億7300万トンに達すると予想され、こうした需要に応じるには、主要港の港湾設備を、20年間に現在の5倍に拡大せねばならない。また既存設備の拡大だけではなく、新たなメガ・ポートを開発する必要も存在する。
また主要港のコンテナ処理量は現在の190万TEU(20フィート・コンテナ換算単位)から20年後には1600万TEUに拡大する見通しで、新たに開発されるメガ・ポートには大規模なコンテナ・ターミナルが備えられねばならない。
インド国内諸港はコロンボ、シンガポール、ドゥバイへの中継輸送によりコンテナ貨物を処理しているが、貿易の重心が西海岸から東海岸にシフトするのに伴い、東海岸にメガ・ポートを開発し、中継貿易ハブとしての需要に応じる必要がある。目下のところ、こうしたニーズに応じられる東海岸の港はアンドラプラデシュ州のVizag港に限られている。
Vizag港における貨物処理量は2020年には1億4000万トンに達すると予想されており、別の調査では1億7000万トンと見積もられている。
これはVizagの後背地を成すアンドラプラデシュ州北部、オリッサ州西部、マドヤプラデシュ州東部、ビハール州南部、ウッタラプラデシュ州東部は、鉱物や他の資源に恵まれているためで、Vizagはプーナ、コインバトール、コーチンとともに、今後15年間に最も急成長を遂げる地域と目されている。
こうしたVizagの潜在性に関する調査報告が、アンドラプラデシュ州政府に年間1億6000万トンの処理能力を有する総合的な港湾施設をGangavaramに建設する方針を決めさせたものと見られる。新港はシンガポールやコロンボに向かう貨物の主要なコンテナ・ハブになるものと期待されている。
しかしVizagポート当局の構想は、Gangavaram港は専らハイボリュームで機械的に処理可能なバラ荷の処理を担当し、Vizag港自身はコンテナ貨物/ブレークバルク(混載仕分け貨物)/石油/鉄鉱等の輸送に専心すると言うもの。Gangavaram港再開発の原案では、新港は17バースを備え、内11バースはドライ・バルク(コークス原料炭2/サーマル・コール2/石灰岩3/穀物1/肥料1/その他2)、6バースは鉄鋼製品を処理することになっている。
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