SEAnews 2000-04-18 ArtNo.22206

【バンガロール】カルナタカ州バンガロール拠点の地場家電メーカー、ＢＰＬグループは1999／2000年度に118万5223台のカラー・テレビジョン(CTV)を販売、インドＣＴＶブランドとして初めて年間100万台の大台を突破したが、同社は近く第2のＣＴＶブランドをインドに紹介することを計画している。
BPL LtdのL.H. Bhatia取締役(国際業務担当)によると、第2ブランドの紹介は、世界30カ国にプレゼンスを有する欧州ブランドを買収したのに伴うもの。既にインドにおける商標登録手続きを済ませており、今月末にも国内では売れ筋の14、20、21インチ・モデルを同商標下に試験発売する。また追って同ブランドのＣＴＶ以外の家電製品も紹介する。同ブランドは欧州におけるトップ・ブランドではないが、比較的ポピュラーなものに数えられる。
ＢＰＬのV Shekar副社長によると、目下6000～6万ルピーの14ＣＴＶモデルを販売している同社は、デジタルＴＶ、インターネット対応ＤＶＤ、34インチ・カラーＴＶ、プラズマ／プロジェクションＴＶの発売も予定している。
インディアン・エクスプレス／ヒンドゥー・ビジネス・ラインが16日報じたところによれば、99／00年度の営業額は前年の194億ルピーから215億ルピー(US$4.9億)に拡大、純益は10億2000万ルピー(US$445万)をマークした。00／01年度にはＣＴＶ200万台の販売を目指すとともに、10％の増益を見込んでいると言う。